バウンスメール処理実装メモ
バウンスメールの概要
何からの原因で相手にメールが届かなかったことを通知するためのメールのこと。
原因は主に存在していないメールアドレスへの送信(誤入力・いたずら)や送信先のメールサーバがダウンしているなど。
下記のような差出人のメールを受信した経験がある人は多いと思うが、これがバウンスメールに該当する。
MAILER-DAEMON@domain.tld(MailDeliverySystem)
バウンスメールを処理しなかった場合の弊害
- 受信側(DoCoMoやauなどのキャリアなど)からスパム判定される可能性がある
- スパム判定によって利用しているメール配信サービス(AWSのSESやMandrillなど)の利用が停止されることがある
メール配信機能での取り扱い
メールアドレスの認証を行う。
会員登録時などに誤入力や架空のメールアドレスが入力されることを想定してメールアドレスの認証処理を行うようにしておく。
例えば、WEBサービスでよく見かける会員登録フォームを入力した時点では仮登録、入力されたメールアドレスに送られてきた認証トークンをクエリ情報に含むURLが時間内にクリックされたら本登録というものがそれに該当する。
メール認証が完了していないメールアドレスには送信しないようにする。
スクリーニング
バウンスが返ってきたメールアドレスにはメールを送信しないようにステータスを変えるなどして、メールアドレスのリストを更新して対応する。
これを配信先のスクリーニングという。