WEBサービス創造記

WEBサービスを作ったり保守したりしてる人のメモブログです。

Javaのインストールと開発環境の準備

      2012/12/18

Javaの入門知識

Javaとは?

Javaは、Sun Microsystems社(以下Sun)が開発したプログラミング言語です。

Javaの特徴を象徴する売り文句として、“Write once, run anywhere”(一度コードを書けば、どの環境でも動く)という言葉があります。

通常、プログラミング言語は実行する際にCPUが直接理解できる機械語に翻訳をする必要があります。
しかし、Javaでは機械語に翻訳するのではなく、Java Virtual Machine(以下JVM)という仮想マシンが理解できる中間言語(※バイトコードとも呼ばれる。以下バイトコード)という言葉にコンパイルします。

生成されたバイトコードは、WindowsやMacなど各OS上で動作しているJVMによって、それぞれのOSで実行できる機械語に翻訳しながら実行されます。

このJVMを用いることにより、Windowsで作成したプログラムをMacで動かすというようなプラットフォームに依存しないプログラミングを行うことが可能になります。

JavaのAPIのエディション

Javaを動作させるために最低限必要なものとしてコンパイラや実行環境の他にAPIがあります。

JavaでのAPIとは、クラスの集合体を意味します。
クラスに関しての説明はクラス図の記事をご覧ください。

通常、プログラミング言語はその実行環境をインストールすると標準で関数もついてくる場合が多いのですが、Javaの場合は関数の数が膨大であるため、開発に必要な関数をその都度インストールすると形をとります。

Javaの代表的なAPIとしては、以下の3つがあります。

Java2 Platform Standard Edition(J2SE) デスクトップやクライアント用途の最も基本的なAPI
Java2 Platform Enterprise Edition(J2EE) J2SEを拡張し、データベース接続などサーバーサイドの機能を追加したAPI
Java2 Platform Micro Edition(J2ME) 携帯電話やPDAなどの組み込み機器用のAPI

Javaと実行環境と開発環境の準備

Javaの実行環境と開発環境を準備するため、Java Developers Kit(以下JDKと略)をインストールします。
JDKとは、Javaでプログラミングを行うために必要な最低限のソフトウェアのパッケージです。
コンパイラやデバッガなどの開発ツールの他、Javaの実行環境であるJRE(Java Runtime Environment)などが含まれます。

apt でパッケージをインストールする場合は下記コマンドを実行します。

Linux での JDK インストール

$ sudo apt-get install openjdk-6-jdk

Windows での JDK インストール

Sun Microsystems の JDK は下記URLからダウンロードすることができます。
http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp

上記URLにアクセスしたら、”JDK 6 Update 17″など任意のバージョンの Download ボタンをクリックします。
Downloadボタンクリックすると、ダウンロードページに移動するので、そこで Platform を指定し、 Language は “Multi-language”を選択し Continue をクリックします。
すると次に移動するページでダウンロードを開始できます。

ダウンロードが完了したらインストーラを起動してインストールを行います。

動作確認

コマンドラインコンパイラの動作確認のため、”Hello World!”という文字を出力するだけの単純なプログラムを実際にコンパイルして動作するか確認します。
下記のコードをテキストエディタで書いて”HelloWorld.java”という名前で適当なディレクトリに保存します。

HelloWorld.java
public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.print("Hello World");
    }
}

以下は Windows で端末上で動作確認する例です。

> set path=C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_17\bin    ※毎回javac.exeまでのフルパスを入力しなくてもいいようにパスを通す
> cd C:\home\user1\src    ※ソースコードが保存してあるディレクトリへ移動
> javac HelloWorld.java    ※コンパイル実行(エラーメッセージが出力されなければ成功。成功した場合はソースコードのあるフォルダに拡張子が .class のファイルが作成される)

> java HelloWorld    ※インタプリタ java.exe を利用してプログラムを実行
Hello World    ← Hello World と出力されれば成功

Linux でも端末上で同じ要領で確認を行います。Linux の場合はパスを通す作業は必要ありません。

 - Java ,