WEBサービス創造記

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ユースケース図の作成

      2015/05/17

ユースケースとは

UMLの仕様書では、ユースケースは下記のように定義されています。

ユースケースとは「システムが行う行為の集合の仕様であり、それは観測可能な結果、すなわち、多くの場合、一人以上のアクターまたは当該システムの他のステークホルダーにとって価値を生み出すもの」

UML仕様書

仕様書の直訳だとかなりわかりづらいですね。
個人的にはシステム(が提供するサービス群)とそのシステムを利用する者の相関を表す図と解釈しています。

ユースケース図

ユースケース図は文字通りユースケースを図で表したものです。

ユースケース図に登場する要素

ユースケース図には以下の要素が登場します。上の例図と照らし合わせてみるとイメージしやすいです。

アクター 文字通り、システムに対して何らかのアクションを起こす者。
人間以外にも連携するシステムやハードウェアなどもアクターになり得る。
アクターのアイコンは人の線図(スティックマン)で表される。
ユースケース アクターが利用するシステムのサービス。
図内では楕円のシンボルで表され、その楕円の中か外にユースケース名を記述する。
UMLの仕様書ではひとつのユースケースに複数のアクターが参加することを許している
関連 アクターとユースケースを結ぶ線。
システム境界 システム化対象範囲を表す囲み。
この囲みの内側がシステム、外側が非システムとなる。
省略可能な要素。

ユースケース図を描くときの注意点は下記の通りです。

  • ユースケース名は体言止めで書かずに、「YはXする」という形式で記述する。その主語は明記はしないが「システム」である
  • 関連はあくまでも関わり合いがあるということを示すものであり、ユースケースと関連を結ばれているアクター=ユースケースの起動者ではない
  • 「記事を管理する」は記事の編集・削除・並び替えを包括する大きな粒度のユースケースであるのに対し、「記事を編集する」は「記事を管理する」と比べると小さな粒度のユースケースである。このようなユースケースの粒度を揃えてユースケース図を作成する

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